亀見山 大龍寺 (大悲院) 葛飾組 145 |
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下野(しもつけ)の国、宇都宮在のある家で、前世の因縁から主人の愛人の出産を憎悪する本妻の執念が昂じて愛人とその生まれてくる子を「祈り釘」でのろい殺そうとした。恐れをなした主人は、幡随意上人を頼って自分の不徳をわびると共に事の収拾を嘆願した。上人が念じて記した六字名号札は祈り釘を抜き、上人の諭しで前非を悔いた妻は龍と | |||||||||||||||||||||
なって昇天した。龍となった妻を供養する為大龍寺が建立されその縁起に基づいて大龍寺では、古くから続く「釘抜名号」の安産のお守りと厄除災難除のお札を今も授けている。また享保10年(1725)関宿領内を中心に猿島坂東三十三所観音霊場が開かれ | |||||||||||||||||||||
第二番札所として七体の観音様が安置され信仰を集めている。 | |||||||||||||||||||||
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(亀見山 大龍寺 大悲院 03.03.10掲載) |
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