理智山 法界寺 (照徳院) 東総組 100 |
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天正11年(1583)7月開創と伝えられるが、現在の本堂伽藍は七間四面・1000坪で享保元年(1716)より五年の歳月を要し建立された。 墓域内には佐原開拓者の一人、小井戸貞恒・儒者葛井文哉・侠客佐原の喜三郎こと本郷喜三郎・昌平讐に学び神童と言われた渡辺徳蔵らの墓碑および墓石がある。 |
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梵鐘は本堂裏手の山腹の鐘楼にかかっており、作者は芸術院会員で、文化勲章を受賞された鋳金家・香取秀真氏と令息正彦氏である。秀真氏は子規門下の歌人としてもまた著名である。 | |||||||||||||||||||||
さらに当地より徒歩10分の所に「乳出し不動」ともいわれる奥の院・清水不動尊がある。 また、当山の第十二、三世の頃に相当する宝暦年間、阿弥陀如来を安置する近在の四十八箇所の寺院を巡礼して歩く、いわゆる阿弥陀様の「札打ち」が勧請創設され、現在もなお連綿として絶えることなく、年中行事の一つとして行われている。 |
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(「千葉県浄土宗寺院誌」(昭和57年刊)より 理智山 法界寺 照徳院 03.03.10掲載) |
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