浄土宗 千葉教区  
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無量山 最頂寺 (壽經院)  千葉組87
通称 おくまん様

 文政3年二一世・宗譽上人の記録に依ると、開山は行基菩薩といわれ(『増上寺史料集』第六巻には宗阿彌とされている)、後に戦乱・自火等により大破無住として荒廃していた。慶長年間に至り、雄譽靈露巖上人房州地方化益の途上、供奉僧・蓮乘上人を再建のためこの地に残し、上総国市原郡姉崎村・高石源佐ヱ門を開基檀那として、慶長4年に
再建改宗し、蓮乘上人を中興開山としたと伝えられる。
 境内に付いては門前表口三拾間・同裏行弐拾四間・表口四拾四間・裏行五拾八間・大門通り表口横幅弐間四尺・大門長さ拾九間等の記録がある。また明治三年の記録
に依ると、境内三六四八坪と記されているが、現在は別記の通りで、その間の推移については記録されたもの、または語り継がれている事もなく、詳細に付いては不明である。
 また本堂内には、いつごろどうして信仰の対象になったか不明だが「おくまん様」と呼ばれる古墳時代の男性人物埴輪像が杷られ、当寺秘佛とされており、元禄9年建立の諸願成就北向地蔵と合せて檀信徒・近隣の婦人
達が毎月参集し民俗信仰行事念佛供養を続けている。

(「千葉県浄土宗寺院誌」(昭和57年刊)より  無量山 最頂寺 寿経院 03.03.10掲載)


開   山
 行基菩薩
開創年次
 1599年(慶長4年)
現 住 職
 黒田 耕彌(兼務)
指定文化財
  
年中行事
 
事業活動
 
住   所
 市原市姉崎44
電   話
 0436−62−4985
交   通
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