本誓山 大勝院 (超生寺) 安房組 51 |
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元和2年(1616)、内藤左馬助政長を開基に、雄譽霊巌上人が開山となり創建された。本尊阿弥陀如来は、慶長14年(1609)、富山町二部々落にある勝善寺(浄土真宗大谷派)が、同町検儀谷部落の「峯」と呼ばれる山頂から今の地に移された後、大勝院に安置され、以後、盆・正月には勝善寺住職が開扉読経したと文書に誌されている。第二次大戦 | |||||||||||||||||||||
後は、信者の要望と住職の英断により、常時開帳礼拝されるようになった。 仏像としては珍らしく房州竹で編まれているので、籠阿弥陀様とよばれている。籠は加護に通じ、耳の不自由な人はこの仏様にお参りして錐を頂き、快方に向うと、御礼 |
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の志に新しい錐を添えて、その御利益を奉謝するという民間信仰が昔から伝えられている。 | |||||||||||||||||||||
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(「千葉県浄土宗寺院誌」(昭和57年刊)より 本誓山 大勝院 超生寺 03.03.10掲載 |
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